Why This Place Exists

FOUNDER story

私は20年以上、家をデザインしてきました。
庭をデザインし、住まいをデザインし、100件を超えるリモデルを手掛け、不動産投資家としても走り続けてきました。

好きなことを仕事にし、その仕事で成功できたことは、本当に幸せなことでした。

でも、いつからでしょう。
心のどこかに、小さな違和感が生まれ始めたのです。

フリップでは、限られた予算の中で、「できるだけ高価に見える家」を作ります。もちろん、それもデザインです。でも私はいつしか、「高価に見えること」より、「本当に美しいこと」に心が惹かれるようになっていました。

アメリカの大胆さも、合理的な考え方も大好きです。でも同時に、長い時間をかけて育まれたもの、人の手が作り上げたもの、少し傷があっても、そこにしかない物語を持つもの。

そんなものに、以前にも増して心が惹かれるようになりました。

イタリアを訪れた時、その理由がようやく分かりました。

古い石畳、朝のマーケット、何世代にも渡って受け継がれる家具、食卓を囲む時間、、、

「豊かさ」とは、新しいものを持つことではなく、今あるものを慈しむこと。その暮らし方に触れた瞬間、ずっと探していたものが、自分の中で静かに繋がりました。

それから私の家づくりは変わりました。

ヴィンテージを選ぶようになり、量より質を選ぶようになり、「何を持つか」ではなく、「何を残したいか」を考えるようになりました。

そして気づいたのです。

暮らしを選ぶことと、人生を選ぶことは、とてもよく似ているということに。けれど、私の仕事は変わりませんでした。成功しているからこそ、やめられない。

心は違う場所へ向かっているのに、身体はこれまでの仕事を続ける。その時間は、思っていた以上に長く、5年以上続きました。そしてようやく、私は決めました。

これからは、心が喜ぶものだけを選んで生きていこうと。

why this matters

暮らしを見つめ続ける中で、私が改めて気づいたことがあります。

それは、私が本当に惹かれているのは「インテリア」そのものではなく、その空間で紡がれる時間や物語だったということです。

住まいは、ただ美しく整えるためのものではありません。

大切な人と食卓を囲み、好きな本を片手に静かな時間を過ごし、庭を眺めながら季節の移ろいを感じる。そんな何気ない日常の積み重ねが、人生を豊かにしてくれるのだと思っています。

だから私は、住まいを「飾る」のではなく、「暮らしを育てる器」として考えるようになりました。

そして、インテリアやガーデン、旅やヴィンテージを通して美しい暮らしを探求するほどに、「人とのつながり」もまた、豊かな人生に欠かせない大切な要素だと感じるようになりました。

この場所は、心惹かれるものを分かち合い、暮らしを語り合い、それぞれの人生を少しずつ自分らしく育てていくための場所でもあります。

Their attention to detail and commitment to quality truly stood out. We’ve already recommended them to others.

—Former Customer